今日の午前中、義父が畑に出ていったら、ちょうど南米のある国ご出身のご家族が、空き家になっている家にお引越ししてきたところだったそうです。
国際化が進展してますね~~~!!
その南米出身のご家族はもう日本に長く住んでいて、長浜市内のアパートに住んでいたようですが、同僚のつてでこちらの集落に引っ越してきたとか。
義母は、「こんな田舎によく・・・」と驚いていましたが、実はわがダーチャ村(仮)には、ヨーロッパの某国のご夫婦や、県外からの移住者の方、若いお医者様ご家族、デュアルライフを送っている方など、いわゆる「ヨソモノ」の方が少しずつ増えているのです。
かくいう私も、東京で育ち30歳までは都内で過ごしていましたので、バリバリの都会っ子と言ってもいい立場ですが、
生まれて初めて主人にこの集落に連れてきてもらったとき、立派な古民家が立ち並ぶ集落と、美しい草野川にいっぺんに恋してしまったのです。
いずれ、少しずつ発信していきますが、この辺りは子どもを持つ家族にも理想的な環境が整っています。
色々な遊具がそろった公園+認可保育園(こども園)、安い温泉施設、知る人ぞ知る密かに有名な予約が取りづらい大人気キャンプ場などなど。
でも、そういったハコモノ自体に魅力があるわけではないのです。
夜の星の美しさ、集落を流れる清水の音、人びとが丁寧に管理し維持してきた古刹など、何か不思議なくらい品のある穏やかな集落なのです(その理由と秘密については、いずれまた綴っていきます)。
こんな風に「ヨソモノ」の人がその魅力に惹かれる古民家や空き家ですが、現状なかなか移住したりデュアルライフを送ることができないのは、これらの物件の不動産事情によります。
売り物件はインターネットでも検索することができますが、中山間部の古民家や空き家の賃貸物件は、基本的にコネやつてがないと借りることができないのです。
今度引っ越してこられた例の南米のご家族は、会社の同僚の方のつてで賃貸で借りることになったそうです。
シェアリングエコノミーが発達しつつある現代、物件を所有したり購入するよりも、賃貸したいというニーズの方が大きいのです。
ですので、中山間部の古民家や空き家は、売り物件にするのではなく賃貸物件にするほうが、潜在的な需要を満たすはずなのです。
眠っている宝に息吹を吹き込むためには、大家さんのマインド、不動産屋さんのマインド、行政のマインドのすべてが変わらないと難しいですね。
私自身は、1軒ダーチャ村内に別の家を借りて、賃貸で貸し出すビジネスをいずれ始めてみたいと思っています。
また、現地の物件情報で気になる場所がある方には、土地勘のある親戚や地元の人をご紹介できたらな~と思っています^^
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